2025年6月号 Vol.57 No.6
多様化するがん治療を支える腫瘍循環器
Open HEART
- 不整脈の非薬物療法の進歩
- 夛田 浩(福井大学 学術研究院 医学系部門 医学領域 病態制御医学講座 循環器内科学分野)
HEART’s Selection
- 多様化するがん治療を支える腫瘍循環器
- 企画:上原雅恵(がん研究会有明病院 腫瘍循環器・循環器内科)
- 1.血液がん治療と心血管イベント ~悪性リンパ腫・多発性骨髄腫
- 山本泰士 安居 琢 藤田雅史(大阪国際がんセンター 腫瘍循環器科)
- 2.乳がん治療と心血管イベント ~CTRCDに関する管理と治療
- 福田優子(兵庫県立がんセンター 腫瘍循環器科)
- 3.肺がん治療と心血管イベント ~多様化する抗がん薬
- 増田信一(国立がん研究センター東病院 薬剤部)
- 田尻和子(国立がん研究センター東病院 循環器科)
- 4.婦人科がん治療と血栓症
- 志賀太郎(がん研究会有明病院 腫瘍循環器・循環器内科)
- 5.小児がんサバイバーの晩期心血管障害の管理と今後の課題
- 清谷知賀子(国立成育医療研究センター小児がんセンター)
[連載]HEART’s Up to date
- 循環器医が知っておくべき最新のエビデンス
- 住友直方(埼玉医科大学 国際医療センター 小児心臓科)
HEART’s Original
[症例]
- 冠攣縮性狭心症の診断後15年経過して心室頻拍を発症し,心臓限局性サルコイドーシスの診断に至った1例
- 宮本宏平ほか(倉敷中央病院 循環器内科)
[Editorial Comment]
- 宮本論文に対するEditorial Comment
- 相川忠夫(順天堂大学医学部附属順天堂医院 循環器内科)
[Editorial Comment]
- 宮本論文に対するEditorial Comment
- 冠攣縮性狭心症の診断後15年経過して心室頻拍を発症し,心臓限局性サルコイドーシスの診断に至った1例
- 小板橋俊美(北里大学医学部 循環器内科学)
[症例]
- 肺高血圧症と右心不全で発症した肥満低換気症候群の1例
- 磯部俊幸ほか(岸和田徳洲会病院 循環器内科)
[症例]
- 体外式膜型人工肺と補助循環用ポンプカテーテルの併用を含む集学的治療にて救命し得た甲状腺クリーゼによる急性循環不全の1例
- 德地佑香ほか(宮崎大学医学部 内科学講座 循環器・腎臓内科学分野)
[症例]
- 下肢深部静脈血栓と肺塞栓に対する抗凝固療法下に卵円孔開存(PFO)を介して出血性脳梗塞・心筋梗塞にまで至った1例
- 西條朝貴ほか(国家公務員共済組合連合会 虎の門病院 循環器センター内科)
[症例]
- 急性リンパ性白血病の腫瘍崩壊症候群による一過性完全房室ブロックの1例
- 中村富美子ほか(島田市立総合医療センター 循環器内科)
[Editorial Comment]
- 中村論文に対するEditorial Comment
- ―急性リンパ性白血病の腫瘍崩壊症候群による一過性完全房室ブロックの1例
- 千葉俊典(Charité - Universitätsmedizin Berlin)
[症例]
- 感染性心内膜炎を契機に再破裂と心不全増悪をきたした、肝硬変を有する先天性バルサルバ洞動脈瘤破裂に対する1手術例
- 武富龍一ほか(岩手県立中央病院 心臓血管外科)
[Editorial Comment]
- 武富論文に対するEditorial Comment
- 金 一(岩手医科大学附属病院 心臓血管外科)
巻末
- お知らせ
- 投稿規定
- 次号予告
- 編集後記
●「心臓」は本誌掲載より1年後にJ-STAGE(http://www.jstage.jst.go.jp)に公開され、バックナンバーの一部を閲覧いただくことができます。